2011年08月24日

第二次世界大戦米国スプリングフィールドM1903小銃

第二次世界大戦の有名なライフル銃
米国スプリングフィールドM1903

スプリングフィールド1903小銃(英: Springfield 1903 rifle)は、アメリカ軍のボルトアクション式ライフル(制式名M1903)である。公式には1903年6月19日から支給が開始された。M1903は第一次世界大戦および第二次世界大戦を通して使用され、1936年にセミオートマチックのM1ガーランドが制式化されるが、不具合と配備の遅れにより1942年初期頃まで第一線で運用された。M1ガーランドへの代替後も、朝鮮戦争およびベトナム戦争まで狙撃銃として使用された。

歴史

第二次世界大戦は、スプリングフィールド国営造兵廠に別の製造を割り込ませた。この結果、スプリングフィールドは、生産体制として、ロックアイランド兵器製造所と、民間のレミントン・アームズ社、スミス・コロナ・タイプライター社を加えた。そして、M1903A1を改良し、より量産に適した構造としたM1903A3が製造された。相違点として、リアサイト(後部照準)が小さくまた単純な構造にされ、ボルト・アッセンブリの近くに移されたことである。銃床下部の側面の刻みも省略された。

M1903は開戦後の1942年始めまで第一線で使用され、その後は急激な早さでM1ガーランドに代替された。海兵隊や陸軍レンジャー部隊の一部では、M1903やM1903A3が、精度が高く、長距離でも威力が落ちず、M1ガーランドが持つ欠点を持たないという点から、M1ガーランドが支給された後でも使い続けた。

M1ガーランドに関する執拗な誤解は、8発クリップ装填の8発目を撃ち終わった時に、自動的に大きな「ピーン!」という音とともにエンブロック式クリップも排出される点である。下が硬い場所やコンクリートであれば、さら大きな音となる。これは敵に、再装填をしていると教える結果になるため潜在的に致命的な音であり、特に接近戦では非常に大きな問題となる、と考えられた。実際のところ、通常は一対一など少数同士で戦闘を行うことは、一般部隊においては稀であり、実弾を発射する音で排出音はかき消されてしまう。このため「ピーン!」という音は、コマンドー部隊、隠密作戦、偵察作戦以外では、あまり問題とならなかった。

これにもかかわらず、M1903及びM1903A3は米軍部隊により使用され続け、ヨーロッパ戦線、北アフリカ戦線および太平洋戦線で広範囲な使用がみられた。

狙撃兵用にはM1903A4狙撃銃として使われ、ライフルグレネード発射用としても、M1ライフルグレネードランチャーを用いて活用された。M1903A4狙撃型ではちょうど5発クリップ装弾をする位置にスコープが支障を来すため、一発ずつ手で弾丸を込めるしかなかった。


第二次世界大戦米国スプリングフィールドM1903小銃

第二次世界大戦米国スプリングフィールドM1903小銃






Posted by Zeta-Lab Production  at 14:17 │Comments(2)

この記事へのコメント
どうせならM1ガーランドも作ってくださいな
Posted by 落下傘兵 at 2011年08月24日 15:42
生産する際はどうかA4を!!



とゆーか「両方」作っていただければ一番です!!

そして「エンフィールドNo.2」も!!
Posted by 拳銃GI at 2011年08月24日 23:31
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